Life as a Voyager.

You can't get away from YOURSELF by moving from one place to another.

ミラコスタに泊まった話-Day1-

パーク休園中。だけどミラコスタに泊まってみた。

新型コロナウィルスのニュースが連日続き、緊急事態宣言も発出されました。外出自粛の自粛はどこまで厳格なのか、日々困惑して不安な日々ですよね。今回はそんな暗い気持ちを少しでも明るくできるような体験を共有したいと思います!夢と魔法、冒険とイマジネーションの海は休園中でも変わらずそこにありました。

 

せっかく取れた貴重な予約!

2020年3月上旬。

まだ世間では外出自粛が厳しくなく、緊急事態宣言が発令される前のことでした。もともと私の誕生日が近いこともあって、2019年の10月に予約を取ったのがミラコスタポルトパラディーゾ・ハーバービュールーム!ディズニーシーの海が真正面に見えるお部屋です。けっこうなお値段だったのでドキドキしながら予約したのを覚えています。

それを楽しみに年を越して寒い冬も我慢していたのですが…2月ごろからだんだんと新型コロナウィルスの影響で暗いニュースが増えてきました。2月末にディズニーランド、ディズニーシー両パークが休園になることが決まり、ミラコスタの予約をどうしようか相談していました。

キャンセルしても事前に払った申込金は返ってくるし、行ってもパークに入れないなら楽しめないのではないか…等。

そんな中、ミラコスタは素敵なホテルなのだからこの機会にホテルライフをゆっくり楽しむのもアリじゃないか?という結論に達しました。実はホテル内のスパやショップなどは一部休業となっておりましたが、パークが休園するということも滅多にない出来事なのだし、ホテルは営業しているのだから利用しよう、と。

結果、行って本当に良かったと思います!ホテルのホスピタリティも素晴らしかったのはもちろん、ディズニーリゾートラインに乗って非日常を味わっているだけでも明るい気持ちになれたこと。そんな気持ちを思い出しながら書いています。

 

舞浜駅は閑散と。

あいにく小雨がぱらつくお天気。京葉線に乗り舞浜駅に到着すると、今まで見たことのない閑散とした光景が広がっていました。でも舞浜駅到着時に流れる音楽は変わらず、あー、ディズニーに来たのだなという雰囲気が満載でうれしくなりました。

まずはホテルチェックイン前に荷物を預けます。舞浜駅前のウェルカムステーションに向かい、宿泊日と名前を告げます。キャストの方々は明るくホスピタリティにあふれていました。出発前は少なからず「休園中に行っても良いのかな…迷惑じゃないのかな」と思っていたのですが、素晴らしい対応ですぐに来てよかった!という気持ちになれました。

チェックインまではまだ時間があったので、荷物を預けた後は舞浜散策スタートです。

本来ならウェルカムステーションを出てすぐ目の前にイクスピアリがあるのですが…イクスピアリは全館休業のため通れなくなっています。

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イクスピアリへの通路は閉鎖中。

一度舞浜駅の外に出て、駅前の通りを歩いてアンバサダーホテルまで向かいました。

ちなみにアンバサダーホテルに宿泊する人たちはイクスピアリの中を通行できるようですよ。

アンバサダーホテル内で昼食をとろうと思っていたのですが営業しているレストランが少ないことと、この日は雨で屋外に出ている人が少なかったため、館内の「チックタック・ダイナー」はかなり混んでいました。店内の席が少ないことも理由かと思いますが、店外のベンチまで並んでいたので諦め、館内を探検することに。

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メインロビーの様子。

いつもと違って人通りもなくとても静か。写真も撮りやすかったです。ロビーラウンジは営業していましたが落ち着いており、ピアノ演奏の音が響いていました。

 別世界がそこにあり。

アンバサダーホテルを後にして向かうはディズニーランドホテル。再び歩いて舞浜駅まで戻り、ディズニーリゾートラインへ乗車。この日はダッフィー&フレンズのイベントが行われており、数本に一本の割合でダッフィー&フレンズ仕様のモノレールがやってきます。

ディズニーランドホテルに到着。とたんに雨がかなり強くなってきてしまったため写真撮影はホテル外観のみ。

 

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雲と雨の加減で雰囲気のよい写真が撮れました。

ホテル館内はこちらも素敵でした。古き良きアメリカを感じさせるインテリアでゴージャス!シャンデリアなどにときめきながらホテル内を散策しました。

小腹がすいてきたのでロビーラウンジ「ドリーマーズ・ラウンジ」で一休みすることに。ベリーベリーミニーのイベントを開催中ということで、店内は若い女子がたくさんいて、

アフタヌーンティーセットが人気のようでした。アフタヌーンティーセットは量が多そうだったため、サンドウィッチとAZULという名のカクテル、ベリーベリーミニースペシャルドリンクを注文することに。

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サンドウィッチはパンがしっとりと柔らかく、いちごとブルーベリージャムの甘さと酸味が絶妙ですごく上品なお味でした。きっと他のお料理やスウィーツも美味しいだろうなと感じさせられ、ぜひまた来たいと思いました。

お腹もココロも満たされ、いよいよミラコスタへ向けて出発します。

 

冒険とイマジネーションを感じるホテル。

16:00。ミラコスタへチェックインします。チェックインカウンターも全くゲストがおらず、ロビーにいるのはキャストの方のみ。

キャストの方はみなフレンドリーで、チェックインしながらたくさんお話ができたことも楽しい思い出のひとつです。誕生日が近いので予約したこと、パーク休園中でもここに泊まりたくて来たことをお話ししました。私も一緒に行ったパートナーも誕生日が近いことを伝えると、ミッキーからのバースデーカードを頂けました!

ロビーからお部屋まではキャストのご案内を遠慮して自分たちで歩いて探検しながら向かいました。かなり複雑な構造のようで、なかなかたどり着かず迷ってしまいました(笑)

そしてようやく到着。ドアを開けると…目の前にはディズニーシーの海が!あいにくのお天気でしたが、お部屋は広くて正面にベスビオ火山が見える最高のロケーション!

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ふかふかのベッド。

今回はパークで遊べない分、部屋でのんびりしようと計画していたので早速ベッドでゴロゴロ。寝心地も最っ高です。

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だんだんと日が暮れてきてパークに灯りがともってきました。ところどころで改修工事の足場が組んであるのですがそんなことは気にならないくらい最&高な雰囲気です。

夜景を堪能したところでディナーへ向かいます。この日に予約したのはホテルオークラ東京ベイの「フォンタナ」。

www.ozmall.co.jp

 再びリゾートラインに乗車すべく駅へ向かったのですが…無人駅でした。

 

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リゾートラインの駅でこんな光景見たことあります?近未来のようなどこか懐かしさを感じる宇宙のような…幻想的な世界。ここからどこへ行くのだろう。イマジネーション膨らみます。

ベイサイドステーションに到着してもまったく人影はなく、シェラトンヒルトンも一部の客室にちらほら客室に電気がついているだけで、半分くらい真っ暗で閑散としています。ホテルオークラ内もキャストさん以外の人影はなく、電気が消えているところもあって寂しい感じでした。レストランも半分は椅子を片付けてあり、異様な事態なことを再認識させられた瞬間でした。

そんな中ウェイターさんへ奥の席へ案内してもらうと、キャンドルが灯るプライベート感ある席でした。お料理は5コース。プリフィクスとなっており、それぞれ注文したメニューはこちら。どれも本当にほんとうに美味しかった!

  • 前菜 エスカルゴ/サーモンのクレープ巻き
  • スープ トマトクリームスープ/枝豆の冷製スープ
  • 魚料理 舌平目のグラタン/マトウダイポワレ
  • 肉料理 牛フィレとフォアグラ ※同じものを頼みました。
  • デザート チェリービジュレ

前菜からメインまで、盛り付けも美しいのはもちろん、今まで経験した中で一番かなと思うくらい美味しいフレンチだったと思います。

特にサーモンのクレープ巻きとマトウダイポワレは繊細な味だけどしっかり味も感じるししつこくない。肉料理は火加減やソースの味、量もぴったりでした。

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サーモン美味でした!

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もちろんフォアグラも美味。

その中で感動したのがデザートのチェリービジュレ!!こちらは冷たいアイスに熱々のチェリーソースをかけて頂くデザートなのですが、目の前でパフォーマンスしながら作ってくれるのです。バターの香りやチェリーの甘酸っぱい香りが広がって最高!!

作ってくれたキャストのお兄さんはお客さんの前での初パフォーマンスだったみたいで緊張していたみたい😊ですが落ち着いていて上手でしたよ!

写真も撮っていただいて大切な思い出ができました。ごちそうさまでした!!

 

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Happy Birthday 書いてくれました💖

 お食事のあとはまたリゾートラインに乗ってミラコスタへ帰ります。実はこの時、リゾートラインの最前列に乗れたので夜景を楽しみながら何週もしてしまいました。ゲートウェイステーションからは立派なカメラを持った方が何人も乗ってきて、同じようにリゾートライン周回の旅を楽しんでいるようでした。中でも若い男性が多かったのが印象的!カメラの趣味があるとこういう楽しみ方もできるんだな~と、カメラ欲しくなってしまいました(笑)

 こうしてミラコスタへの旅1日目が終了です。パークが休園中でも十分楽しめるのがディズニークオリティ✨

広いお風呂に入ってゆっくり休んで、明日もディズニー散策楽しみます😊😊

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ディズニーシーステーションからの眺め。